天山天池の往復路
天山天池はウルムチ市から東に行ったところにあり、ユネスコの世界自然遺産にも登録されています。
どうやら中国では東洋のスイスと呼ばれているらしいです。
天山天池まで以前は人民公園前のツアー会社で申し込みをすれば、人民公園から観光バスで行けたらしいのですが、今は規定が変わって外国人は申し込みできなくなったそうです。
そこでツアー会社の人から別の行き方を教えていただきました。
親切。
人民公園から公共バスで北に十数分行ったところに大型バスターミナルがあり、そこから天山天池まで往復直通バスが出ているのでそちらまで向かいます。
待たなくても人気観光地行きだけあってバスはすぐに来ます。
往復直通バスにはバスガイドさんがおり、冷房も効いています。
公共バスは冷房の設備がないものも多く40度を超えることも多かったので、とても快適に感じました。
ちなみに指定席なのですが、私がバスに乗った時すでに私の席には中国人学生が座っており、私がそこは私の席だと言ったら、席を交換しようと言われました。
自由すぎる。
ちなみに行きは指定席ですが、帰りは自由席になります。
また帰りは4時半以降に来るバスであれば、どのバスで戻ってもいいと言われました。
天山天池までの路は整備されており、バスが古いので少し揺れますが、問題なく着くと思います。
帰りはなぜか途中まで路なき路を激しく上下左右に揺られながら走ることになり、中国人のおばちゃんが吐いていました。
心配な方は一応酔い止めを常備しておくといいかもしれません。
天山天池
天山天池でバスを降りたあと、入場チケットを買わなければいけません。
チケットを買って入場したら再びバスに乗ることになります。
しかし途中でバスを乗り換え、次の乗り場まで歩かなければなりません。
その次のバス乗り場に到着するまで多くのカザフ族が、観光客を相手に商売をしています。
多くの人はそのままスルーですが。
再びバスに揺られて山道をぐんぐん登っていきます。
バスが終着点までたどり着くと、そこから10分ほどさらに歩いて登ります。
到着すると眼を奪われる光景が広がっています。
西王母祖廟
湖沿い左側には、ハイキングロードが整備されています。
歩いて1時間ほどで山の急斜面に建立された西王母祖廟までたどり着きます。
往復の定期フェリーも出航しており、片道35元で10分ほどでたどり着きます。
時間はたっぷりあるので、行きか帰りは歩いていくことをお勧めします。
西王母祖廟は25元の入場料を払います。
ここまで来る人は意外と少なくのんびりできます。
ただ上まで登る階段が急なので、転落にはくれぐれも注意しましょう。
サイクリング
湖正面から見て右側、西王母祖廟から見て対岸にはサイクリングロードがあり30元、デポジット100元でサイクリングができます。
サイクリングロードは整備されていますが、10分ちょっとで行き止まりにぶつかる程とても短いので、正直どうしても暇な方以外にはお勧めしません。
ちなみに私はすごい暇をしていました笑。